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ご挨拶
平成27年3月1日、琉球大学病院に新たに形成外科が開設されました。それに伴い診療科長として赴任をした清水雄介と申します。誠心誠意をもって診療にあたり、良質な形成外科医療を提供できるよう精進する所存です。
琉球大学病院の形成外科が目指すもの、それは完成された手術です。
形成外科は、先天異常や外傷、腫瘍切除後などに足りない組織を他の組織で補う手術を中心に行っています。完成された手術とは、手術後に変形や機能が正常に再建され、採取した部分に対しては低侵襲で、しかも傷跡が跡形なく再生されているものです。
このような夢のような手術を完成させるのはまだ先のことになりますが、体表面の血管解剖の理解に基づいた皮弁の改良や、昨今の再生医療に基づいた新たな知見の導入などにより、さまざまな部位の欠損に合わせて、機能的にも整容的にも満足のゆく、完成された手術に一歩一歩近づくことができてきています。 私たちの診療を受けられたすべての患者さんにご満足いただける医療を提供できるよう心がけております。
形成外科学講座 主任教授
清水雄介
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