琉球大学医学部附属病院、形成外科では様々な症状を扱っております。

琉球大学医学部附属病院 形成外科

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眼球突出

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眼球突出(甲状腺眼症、バセドウ病眼症、他)

眼球突出とは片眼もしくは両眼が前方に飛び出た状態です。原因として甲状腺機能亢進症に伴うものが多い(甲状腺眼症、バセドウ病眼症)のですが、腫瘍の圧迫によるもの、炎症性偽腫瘍(炎症性の線維組織が非腫瘍性のかたまりを作った状態)、先天性の頭蓋変形に伴って生じるものなどもあります。

また、動静脈奇形(動脈と静脈が異常な交通をしてしまう奇形)が眼球の後方にある場合には、拍動性眼球突出といって、眼球が前に押し出され心拍に合わせて脈打つ状態になることがあります。

治療としては甲状腺機能亢進症に伴う場合(甲状腺眼症、バセドウ病眼症)は、眼窩脂肪の切除や眼窩を構成する骨に穴をあけることで眼球の突出量を調節します。切開線は通常結膜内におくので、傷跡はほとんどといっていいほど目立ちません。状況により耳鼻咽喉科と共同して内視鏡による手術を併用することもあります。琉球大学医学部附属病院 形成外科では、甲状腺眼症に伴う眼球突出の治療に力を入れています。兎眼症状(目が乾いて赤くなりやすい等の症状)があれば基本的に保険治療が可能です。また甲状腺機能亢進症を伴わない眼球突出治療の相談も承っています。

腫瘍の場合は腫瘍切除術が基本になります。炎症性偽腫瘍によるものの場合は、まずステロイド薬の内服が効果的なことがあります。先天性の頭蓋変形に伴って生じるものに対しては頭蓋形成術が必要になります。

49歳男性 両側眼球突出

49歳男性 両側眼球突出
甲状腺眼症ではありませんが、眼が前方に突出しています。下眼瞼にクマも目立っていました。
手術は結膜の切開から眼窩下壁、外側壁を拡大し、眼窩脂肪を除去しました。また下眼瞼に腹部からの脂肪注入を行いました。傷跡はほとんど目立ちません。
手術後は眼が奥に引き込まれ、下眼瞼のクマも目立たなくなりました。兎眼(目が乾いて赤くなる症状)がある場合は保険治療が可能ですが、脂肪注入術は自費治療になることがあります。

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