琉球大学病院、形成外科では様々な症状を扱っております。

琉球大学病院 形成外科

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睫毛内反

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睫毛内反

睫毛が眼球に向いて角膜刺激症状を起こす状態です。痛み、流涙、異物感、眼脂の増大などを起こし、重症になると角膜に傷がつき視力に問題を生じます。下眼瞼の場合も上眼瞼の場合もあります。

乳幼児で軽度の睫毛内反を認める場合、成長に伴い改善することがあるので、2-3歳までは経過を観察しますが、改善がない場合手術を考慮します。手術は切開を用いない河本変法か、睫毛縁に沿って切開を加えるHotz変法を用いることが多いですが、重度の場合は他の方法も考慮します。丁寧に行えば、手術の後はほとんどわからなくなります。

下眼瞼の睫毛内症に対してHotz変法を用いて修正しました。傷跡は目立ちません。

上下眼瞼の睫毛内反に対して上眼瞼は埋没法による重瞼作成、下眼瞼はHotz変法を用いて修正しました。

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